こんにちは。毎日の気温差が激しい日々ですが、皆さん風邪などひかれていませんか?ブログリレー6番手を担当させていただきます、3歳児クラスの娘の母です。上に2人(小4(娘)、 小2(息子))の卒園児がいます。

今回のテーマは「まごめの食」。これを見た皆さんは“食育”の話かな、と思われたかもしれません。「さて、まごめ共同保育所(以下、まごめ)では、食育ってしているのだろうか。」と考えたとき、以前、しゅうとくん(現施設長)が「まごめは、食育って感じじゃないな。言うならば“食楽”だな。」と言っていたのを思い出しました。まさに!堅苦しいことはなしにして、「食べること」だっておおいに“楽しむ”のがまごめ流。では、どんなふうに楽しんでいるのか少し紹介しますね。

まずは普段のお昼ご飯について。まごめでは、保育園内1階にある厨房でその日作られた温かいごはんをみんなで囲んで食べます。親も食べられる機会があるのですが、それがとってもおいしい!午前中のお散歩帰り、ちょっと疲れ気味の子どもたちに「今日のお昼ご飯、なんだろうね?」と声をかけるとパッと表情が変わります。想像するだけでエネルギーチャージ可能なお昼ご飯です。厨房職員は「大きなお鍋で作るとおいしいのよ~」と言っていましたが、食べやすい食材の組み合わせ、大きさ、味付けといった“思いやり”が その美味しさと子供たちの良い食べっぷりにつながっているのだと思います。

まだ小さい赤ちゃんには、その子の成長に応じて一人ひとりにあった食材、硬さ、大きさを確認しながら個別の離乳食を用意してくれます。なかなか食が進まない子もいますが、そういうときも、無理はさせないけれど、チャレンジはさせる、そんな関わりで食べることへ意欲を育ててくれます。

それから、子供たちが楽しみにしているのはなんといっても行事食!節分の日は、自分たちで作った恵方巻を全員で同じ方角を向いて黙るシュールな姿がみられます。七夕では、庭で流しそうめん。そうめんだけではなく、ゼリーやら差し入れのさくらんぼも流れてきます(笑)。

そして、クリスマスは、豪華なパーティー料理!子供の喜ぶ顔が見たいという職員の思いをここでも感じます。

食を楽しむのはお昼ご飯の時間だけではありません。遊んでいる途中に庭になっているミカンと取って水分補給したり、散歩途中に職員の旦那さんがやっている畑にお野菜をもらいに行ってその場でまるかじりしたり。しまいには、道端のツツジの花の蜜やら、落ちているしいの実までおいしそうに食べる子供たちです。(ドングリは食べられないけどしいの実は食べられるらしい。私には見分けられないですが…。)

ほかにも手作りみそやうどんの話など、楽しい食のエピソードは、書ききれないのですが、ここで皆さんに伝えたいなと思うのは、これが“特別”なことではなくて、まごめの“日常”だということ。季節や出かけた場所、子供の興味関心に応じて、その時だからできる食の楽しみを日々の保育の中に、取り入れてくれているのです。仕事もそうですけど、ルーチンを続けていくほうが手間はかからないですよね。保育園生活も決まったマニュアル通り日々を過ごすことだってできるはず。でもまごめの職員は、こどもたちに、ワクワク、ドキドキ、ちょっとしたチャレンジの機会を与えるために、「何ができるかな?」「どうしたらできるかな?」「こんなことをやってみられるかも!」をいつも考えてくれています。そこに「食」のエッセンスが加わると、“まごめ流食楽“が生まれてくるのだと思います。

まごめにはMOTTO(モットー)があるのですが、その中で私がひそかに好きなのが、“子供と向き合う手間を惜しまず“というフレーズ。子どもたちは、手間を惜しまずに与えてくれた経験や機会を通して、「食べることって楽しい!」を日々、心で感じてくれているはずです。

ついつい、長くなってしまいましたが、私の話はこの辺で。では、いただいたバトン、まごめ2年目には見えない⁉ずっと前からいるような気がしてしまうほど夫婦ともにまごめに関わって楽しんでくれている1歳児のママにつなぎます!

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まごめ共同保育所では、2021年度新規入園希望者の保育見学を受け付けています。
詳しくは、下記をご覧ください。
https://www.magomekyodo.org/blog/other/1692/

11月7日(土)10時から入園説明会を行います。詳しくは下記をご覧ください。

https://www.magomekyodo.org/wp-admin/post.php?post=1791/