「保育園は親が働いているあいだ子どもの面倒を見てくれるところ。できれば親が一緒にいてあげられたらいいけれど、仕事があるから保育園に預けるしかない。」 

私(地方出身、39歳、2歳児の父)はまごめに出会うまで、こんなふうに考えていました。できれば保育園に預けず、子どもとの時間を長く持ちたいと。 

全然そんなことなかった。まごめでの生活を通して、全く考えが変わりました。 

親がしてあげられる遊びや経験なんて、子どもの可能性のほんのチョットのところです。0歳児でも、ズリバイしかできなくても、子どもは色々なものに興味を持つし、公園の砂場に突入するし、全身絵の具だらけにして自分の体より大きい紙にダイブします(実話)。 

だから、私は、親だけでは受け止めきれない子どもの全力の遊びを一緒に受け止めてもらうためにまごめに通っています。かなりトガったこの保育園との出会い、保活を振り返ってみます。 

我が家は結婚10年目で初めて子どもを授かりました。子どもが来るまでは、私も妻もかなりなワーカホリック。平日に家で夕食をとる事はほぼ無し、出張、休日出勤なんでも来いでした。ところが、子どもが来てから価値観がコロッと変わってしまい仕事の優先度は限りなく低く、残業もほとんどなし。休日出勤、泊まり出張なんて絶対ヤダとなりました。もう、子どもが可愛くて仕方ない。人間変わるもんだな〜。 

そんな溺愛ぶりですから、私も妻も、焦って0歳から保育園に預けなくてもいいじゃないか、1歳、2歳の間くらい親子だけの時間でもいいんじゃないかと思っていました。 

かといって、根がワーカホリックだから、キャリアを捨てて幼稚園という選択肢もない。どこかのタイミングで仕事との両立のために保育園に預けるんだろうな〜と考えていました。 

そんな溺愛する我が子をどうして0歳から保育園に預ける選択をしたかというと、まごめに一目惚れしちゃったからです。 

私たちとまごめの出会いは偶然、妻が産後ケアでお世話になった助産師さんのお子さんがまごめのOBで、こんなトガった保育園があるよと教えてもらったからでした。 

曰く、お子さん同士も親同士も、卒園から10年以上経っても毎年忘年会しているらしい。子どもたちは基本毎日外遊び、遠足では東京タワーまで歩いて登る。などなど。 

なんだその保育園!? 

一気に興味を持ちました。 

まごめの話を聞いたのは入園説明会の直前のタイミングでなんとか説明会の申し込みに間に合い、初めてまごめの敷地に入りました。覚悟していましたが、そこはおよそ今どきの保育園らしくない空間。靴箱に入っている靴は、ほぼ例外なくドロだらけ、壁にも季節感のあるデコレーションなんかは一切なし。でもそんな飾り気のない壁に目を引く張り紙が、それは、セミの抜け殻の見分け方のフローチャート。 

これが一目惚れの瞬間でした。 

明らかに子どもの目線の高さにあるその張り紙を見て、すっかりやられてしまいました。毎日、街中を探検する中で見つけたセミの抜け殻は子どもたちにとって大事な宝もの。もっと知りたいと思った子がそのフローチャートを見て、何ゼミの抜け殻なのかを確認するのだろう。私も、今でこそ虫は苦手ですが、子どもの頃はバッタやトンボを捕りまくっていた、そういう全力で遊ぶ経験が、ここならできるとリアルに想像ができて、ここで遊んでほしい、全力で遊んでほしい!そう思いました。 

結局、見学や説明会に行ったのはまごめだけ。まごめ一択で申し込みをして、ダメだったら仕方ない。1年間家族で過ごして別の保育園を探そう、まごめ以外の“認可”はどこでも変わんないだろうと腹を括って申し込み、申込書と面接プレゼンを全力で仕上げて、無事に入園することができました。 

さて、入園した後の遊びっぷりは?もちろん、予想を超えて最高です! 

例えば、慣れ保育の初日は、公園に特大の紙を広げて子どもたちが全身を絵筆にして絵を描くというイベントの日でした。絵の具にも触ったことがなかったのに、まごめのお兄さん、お姉さんたちが絵の具をつけてくれて、我が子も全身で紙にペタペタお絵描き!絶対にウチではできない!そんな発想ない! 

私も参加した慣れ保育3日目は0歳児みんなで公園の砂場へ。もちろんみんな歩けずハイハイやズリバイ。そもそも靴も履いてない靴下の状態で砂場へ入って、0歳児さん、みなさん全身で楽しんでいる。こんな経験も、家族だけで過ごしていたら経験させてあげられなかった。 

0歳児からの保育園生活は、病気をもらったり大変なこともありますが、それ以上に信じられないほどの成長が見られます。親が考えているより、子どもの全力ってもっとすごい。とても親だけじゃ受け止めきれなかった。まごめの大人たち(職員のこと)、親仲間、同級生がいてくれたから、とても豊かな0歳と1歳を過ごせました。 

最後に一言 

まごめは、みんなで運営している保育園だから親も子どもも“お客様”じゃない。大変なこともあるし、合わない人はきっと合わない。でもそれでいいです。時間から時間、何事もなく過ごせればいい、そんな“保育園”とは違う、トガったまごめの個性に惚れ込んで、惚れ込んで、私も妻も子どもも全力で楽しんでます。 

可愛い子には無茶をさせよう!全力で遊べる保育園を探している方、ぜひ一緒に遊びましょう! 

慣れ保育初日、生まれて初めて土のうえにおろされた我が子 




■入園説明会について

日時:2023年11月11日(土) 10:00~11:30(開場:9:50)

場所:まごめ共同保育所 (大田区西馬込1-18-13)

申込方法:お電話にて受付けます。( 水曜日を除く平日14時~16時 にお電話ください。 )受付時間内にお電話が難しい方は飛び込み参加も可能です。

事前予約特典:おもちゃやお菓子などご用意しております。

電話番号: まごめ共同保育所(03-3771-1969)



■ 保育見学について

施設内の見学は、随時受け付けております。
ご希望の方はお電話ください

まごめ共同保育所(03-3771-1969)

・保育見学の日程

月・火・木・金いずれか

9:45より30分から1時間程度です

 まずは子供たちの過ごし方を間近で見て、まごめの保育を肌で感じてください!