「たくさんのきょうだいと過ごした6年間」
年末年始の宿題の一つ(もう一つはアルバム)えっちらのテーマを聞かれた時にふと頭に浮かんだのが「まごめの異年齢保育」でした。完卒となる今年、最後のえっちらは、しょうの6年間を異年齢保育の視点で振り返ってみます。
まごめには0歳から6歳まで35人の子ども達がいます。全員の顔が見える規模
で兄弟のように、親も含めれば大きな一つの家族のような集団です。
○赤ちゃんチーム期(0・1歳児)
もも(0歳児)とおおもも(2歳児)で構成される赤ちゃんチーム。息子が6歳と
なった今となっては0歳も1歳も「赤ちゃん期」。ただただ愛しい存在ですが、
ももの時のしょうはおおもも女子に服を着せてもらったり、帰り支度を手伝ってもらったり、先輩赤ちゃんにたくさんお世話になっていました。
○中くらいチーム期(2・3歳児)
すもも(2歳児)とかき(3歳児)の中くらいチーム。ここから活動フロアが1階
に。赤ちゃん以外の全員が同じ場所で過ごします。この時期のしょうのノートを振り返ると・ ・・
「しょうちゃん、まいまいとこうへい(当時のおおぐりさん)の仲間になろうか
な〜」との発言録が(実際、仲間に入るような場面はなく、願望だったと思われま す。
大ぐりさんは、1階のまごめ男子のマストアイテム、新聞紙で作った細長い頑丈な棒もあっという間に作ってくれるし、当時大流行していた「鬼滅の刃」の歌も完璧に歌えるし、しょうにとって憧れの存在でした。
○大きい子チーム期(4・5歳児)
くり(4歳児)とおおぐり(5歳児)の大きい子チーム。まごめの最高学年を有するチームです。運動量も行動範囲も爆上がり(散歩=基本走る。になるのもこの頃)。4月は憧れのチームはこんな日々を過ごしているのか!とまずは知るところから始まります。初めてのことに飛び込むのが苦手、争いごとも好まない息子は、鬼ごっこもオオカミボールも怖くて涙の日々でした。それでもやりたいことをみんなで話し合って決める生活の中で楽しみを見っけ、自分は苦手なことも友だちが楽しそうにやっている様子を見て、自ら「オオカミボールをやりたいです」と宣言するまでになっていきました。他にも、大きい子チームはお泊りをしたり、運動会でプレッシャ一感じつつリレーでトラック1周走ったり、クリスマス会ではセリフのある劇をしたり、これまでとは1段も2段もストレッチする経験がてんこ盛りなのですが、前年度にひと通りの経験をしているおおぐりの存在にリードされ、励まされて成長する1年でした。そして最後の1年。しょうはどんなふうだったかというと・・・
「赤ちゃん大好き」
道行く赤ちゃんを見ても「かわいい♡」というしょうにとって、赤ちゃんチームのみんなは時に格好の標的。誰々に歯が生えてきた、こんな風におしゃべりするようになったなど、その成長を教えてくれます。「しょうちゃんも赤ちゃんのときは○○だったの?」と自分の成長を振り返るきっかけにもなっているようです。
「小学生の存在」
一方で、散歩に行けば途中たまたま冬休みのまごめっこOBの小学生に出会い、「大きくなったなーって言われた!」と喜んで帰ってくることも。また、まごめに来た小学生と野球やサッカーをしては小学生の実力を体感します。成長のイメージを卒園生から伝えてもらい、次に進む準備を知らず知らずのうちにしているのだろうと思います。
「年下の仲間たち」
仲間から頼られたり、得意なことを教えたり、憧れの眼差しを受ける側となるおおぐり。成長した自分を実感するところから培われる自信からか、今年は慎重で繊細以外のたくましさや強さが出てきたのを感じています。
6年間で上は11歳、下は0歳のきょうだいのような仲間との出会いがありました。仲間のことも自分のことも信じる気持ちが育っているしょうを見て、これからの生きる力を育ててもらったことに本当に感謝しています。卒園しても私達親子にとって、心のふるさととしてまごめがあり続けるのだろうなと思っています。
■入園説明会について
日時:2023年11月11日(土) 10:00~11:30(開場:9:50)
場所:まごめ共同保育所 (大田区西馬込1-18-13)
申込方法:お電話にて受付けます。( 水曜日を除く平日14時~16時 にお電話ください。 )受付時間内にお電話が難しい方は飛び込み参加も可能です。
事前予約特典:おもちゃやお菓子などご用意しております。
電話番号: まごめ共同保育所(03-3771-1969)
■ 保育見学について
施設内の見学は、随時受け付けております。
ご希望の方はお電話ください
まごめ共同保育所(03-3771-1969)
・保育見学の日程
月・火・木・金いずれか
9:45より30分から1時間程度です
まずは子供たちの過ごし方を間近で見て、まごめの保育を肌で感じてください!